ゴールデンゲームズ延岡まであと4日

 今日もゴールデンゲームズ 

 一回目のブログで少々暑苦しい感じで終わったのにも関わらず、やはり「ゴールデンゲームズ延岡2016」が終わるまでは、どうしてもこの大会への思いを語りたくなってしまいます。

 私がこの大会について熱く語る理由は、もちろんマラソン・駅伝好きだからですが、さらに、会場がある延岡市の隣の県、鹿児島で生まれ育ってきたということ。そして、ここ数年この大会に限らず、陸上長距離・駅伝で鹿児島の選手たちが大活躍をしてくれているということがあります。

 

 ゴールデンゲームズに強い上原美幸 (鹿児島女子⇒第一生命)

 初めてゴールデンゲームズを実際に見たのは、5年前でした。その時、5000m女子で日本人トップだったのが当時鹿児島女子高2年生だった上原美幸選手でした。積極的な走りに感動し、ラストスパートでは鳥肌が立ちました。並み居る実業団のトップ選手を従えて走る姿は今でも目に焼きついています。

 

上原選手はその後トラックでも高校生トップを走り、その年明けの都道府県駅伝では、花の1区で、これまたけん制しあう実業団選手を尻目に、前半から先頭に出てそのまま逃げ切り区間賞を奪い去り、日本中の陸上関係者を驚かせます。

 

 3生では体調不良もあってなかなかいい結果はでませんでしたが、卒業後第一生命に入って、昨年のゴールデンゲームズではまたまた日本人トップでゴールしてくれました。もちろん目の前で見ていましたが。その前の1年半ぐらいは本来の力を発揮できていなかったので、期待半分・不安半分の私はまたまた感動に浸ったのでした。

 

 今年の期待は市田孝(鹿児島実業大東文化大学旭化成 

 上原選手は今年は出ないようですが、そのかわり今度は旭化成市田孝選手の走りが楽しみでなりません。市田選手も鹿児島出身で、鹿児島実業3年の時は、高校駅伝で悲願の日本一を達成し、その後大学では低迷続く大東文化大を箱根駅伝のシード校にまで引き上げた立役者です。

 

 そして大学卒業後の昨年4月から旭化成に入社、これまた低迷続く実業団の名門チームでどのような走りを見せてくれるか楽しみにしていました。ただ、昨年は旭化成同期の村山兄弟の華々しい活躍の陰にかくれ、そして同じ鹿児島出身で、これまた同期の大六野選手(鹿児島城西明治大学旭化成)の後塵を拝する形になってしまいましたが、福岡であったクロスカントリーの日本選手権優勝、先日の兵庫リレーカーニバル10000mでも日本人トップでした。

 

 その他の期待の選手

 その他、前述の大六野選手。市田孝選手の双子の弟、市田宏選手。鹿実日本一の時のメンバーで旭化成同期の有村優輝選手、吉村大輝選手。一学年下で今年早稲田大学から住友電工に入った高田康暉選手など鹿児島県出身の期待のランナーが日本のトップクラスの選手たちとどのような競り合いをみせてくれるか、楽しみです。

 

 と、ここまで書いたところで、やはり一回目と同じく、少々熱くなってきた感じなので、終わりにしたいと思います。3回目はゴールデンゲームズ本番の熱き戦いをまた暑苦しく語りたいと思います。

 それでは、おやすみなさい。